だらだら、のらのら、ノホホホ~ン。ほっこり、まったり、グッタリ~。寺社仏閣巡り、読書、懸賞、そして人形コレクションをこよなく愛する、ヒヨコ船長の世の為、人の為には全くならない日常の記録です。


by hiyokosencho
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鴻池新田会所~

ゴールデンウィーク中、
母、ランさんのお守りをしながら、
奈良中を駆けずりまわっておったヒヨコ船長。

そうして遂に迎えたランさん帰宅の日~。

この日は、
奈良ではのぅて、
大阪は鴻池新田会所の見学に行く事にしたじゃ。

鴻池新田会所とは、
江戸期、
鴻池家が私財を投じ開発した新田の管理センターの事じゃ。

そもそも、
鴻池新田会所の有る河内平野は、
江戸初期以降、
大雨の度、水害に苦しんできた土地らしいじゃ。

そこで人々は立ち上がり、
幕府に治水工事を願い出たのじゃ。

結局は、
大規模な、大和川の付け替え工事が始まるのじゃが、
それによって、消失した田畑が存在すると同時に、
新しく開かれた田畑も誕生するのじゃ。

これらの新田を開発するにゃあ、
莫大な費用がかかったそうで・・・・・・、
そこで、
幕府は、
町人や、村、寺に請け負わせる事にしたらいのじゃ。

そして、
この内、
鴻池善右衛門宗利、善次郎親子が、請け負った新田を鴻池新田と呼んだらしいのじゃなぁ。

これらの新田と共に出来た鴻池新田会所は、
言はば、
鴻池家から派遣された新田支配人によって、
新田それ自身、新田から取れた農作物、新田で働く人々、
これらを一気に管理、運営しておった場所なんじゃ。

ここでは、
(新田内限定じゃが)司法権さえも託されておったと言うのじゃから大したものじゃ(敷地内に御白州も有ったぢょ)。

会所のメインである本屋をはじめとして、
屋敷蔵、道具蔵、米倉、文書蔵等々、
みな立派じゃったし、
庭なぞは、
当時は、生駒山を借景にしておったという雄大さ。

資料としても、
大和川の付け替え工事を願い出た文書等が残っておったりで、
河内平野の辿ってきた歴史を学べる場所でもあったじゃ。

蔵の中に設置されておる、
子供にも分かり易く鴻池新田会所を解説したビデオもなかなかイケておったよ。

アニメと実写をドッキングさせた作りはチンケじゃったが、
内容は、エエ出来じゃった~。

おまけに、
管理事務所の方は親切で丁寧。

ゴールデンウィーク中に限り、
来訪者に河内木綿の種をプレゼントっちゅう企画も有って、
母、ランさんも、
それをとても喜んでおった。

綿が出来た暁は、
それを自分で糸にして、
花瓶敷きを編むんじゃと~。

何でも、
自分で糸にすると、
下手な分、
太いところと、細いところが出来て、
それが味になるらしいじゃ~。

民家と、小さな商店の多い地域で、
ひっそりと今も残る鴻池新田会所。

一歩、足を踏み入れると、
そこは、訪れる人も絶えた空間・・・・・・。

シ~ンとした広い敷地の中で、
往時の活況に思いを巡らせてみるのも、
一興かもしれませぬ~。

ただ・・・・・・、
この鴻池新田会所、
実は、
重要文化財なのじゃが・・・・・・。

なんとも、控えめな重要文化財じゃ~(汗)。
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by hiyokosencho | 2007-05-15 23:59 | 日常生活