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だらだら、のらのら、ノホホホ~ン。ほっこり、まったり、グッタリ~。寺社仏閣巡り、読書、懸賞、そして人形コレクションをこよなく愛する、ヒヨコ船長の世の為、人の為には全くならない日常の記録です。


by hiyokosencho
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台湾旅行 その7

第7日目

この日も、朝はゆったりと過ごし、
am11:00から、ホテルのコンシェルジュお勧めのマッサージ店へ。

その名も、「京美健康広場」。

お店には、
志村けん氏を初めとした、様々な日本の芸能人の写真が飾って有るじゃ。

その写真の数々が、かえってヒヨコ船長に、
「怪しい~」
と、思わせるのじゃが、宿泊ホテルご推薦のマッサージ店でも有る事じゃし、
まっ、大丈夫じゃろ。

ヒヨコ船長一家が、メニューの中から、オーダーしたのは、
足ツボ30分
全身マッサージ60分
の合わせ技一本で、一人1500元。

まずは、足ツボマッサージからスタート。

昨日と同じで、薬湯で足を10分程温めるのじゃが、
そのお湯は、昨日と異なり、とても、漢方薬臭かったじゃ。
効きそう~。

施術も、昨日と異なり、ベットで受ける。

そして、それが、またまた昨日と異なり、痛~いっ!!!!!

オバチャン、
「足裏全体ガ固クナッテイル。コレハ、疲レガ溜マッテイル」
等と言いながら、
キュム~、ギュム~、押す、押す~。

「ギョエ~~~~~ッ!!!!!」
「痛いっ、痛いっ、痛い~~~!!!」
幸いにも、周囲に、
夫、隠遁ライダー以外、人の気配が無いので、
それを良い事に叫ぶヒヨコ船長。

日本で受けるマッサージなら、イタ気持ちエエが、
ここのマッサージは痛いだけ~~~。

店内に虚しく響く、ヒヨコ船長の悲鳴~!

更に、次ステップの全身マッサージが壮絶じゃった。

全身マッサージと言っても、
整体をプラスしておるので、
俯せにされて、体の上に乗られるは、
仰向けにされて、内臓を揉まれるは~。

「痛い~」
と、泣きを入れると、
マッサージ師のオバチャン、ウンウン頷き、
「柔ラカク、柔ラカク~」
と言うが、
これは口だけ。
全っ然、痛みに変わり無し。

クゥ~、マッサージに整体が取り入れられていようとは~。

ヒヨコ船長、日本におっても、整体は苦手なのでござる~。

一分でも、早く終わってくりぃ~。

全身で、施術に拒否感を表しておるヒヨコ船長に、
オバチャン、片言の日本語で、
「少シ痛イハ、新陳代謝」
って、
痛いのは、少しや無いわ~いっ!
とってもじゃ~!!!

漸く、この拷問が終わり、
解放されたヒヨコ船長は、グッタリ。

一方、
整体大好き隠遁ライダーは、スッキリ。

そんなヒヨコ船長一家に、湯冷ましを勧めながら、
オバチャン、ヒヨコ船長の足ツボ解説を始める。

それによると、
ヒヨコ船長が、主に痛みを訴えていたのは、
膀胱と子宮に関わるツボらしいじゃ。

オバチャン曰く、
「少シ痛イハ、悪イ無イ。弱イ」
じゃそうな。

それにしても、子宮と膀胱って、
モロ、冷えに弱い内臓じゃよなぁ。

そりゃあ、弱るのもわかるわい。

何せ、台湾の冷房のかけ方って、
タイに近いモノが有って、

隠遁ライダー言うところの、
「富の象徴」のようなかけ方ぢょい。

軟弱な日本人には、寒すぎる~。

マッサージ店を出た後、
ランチを取って、
その後、隠遁ライダーは、ホテルでお昼寝。

ヒヨコ船長は、ホテル地下のDFSでお買い物~。

台湾のお土産と言えば、パイナップルケーキ。
そう言ったモノを初めとして、お菓子を数点、
そして、交趾陶の獅子を一点購入。

交趾陶の獅子に関しては、
また、後ほど、詳しく「台湾旅行 人形編」に記すとするじゃが、

ここでの買い物が、高額になったので(獅子が)、
「沢山買い物したご褒美じゃ」
と、DFSから、化粧品、ファッション部門でのお買い物300元チケットを貰ったじゃ。

化粧品と言えば、
原産国を除けば、
関西国際空港の免税店が、どこよりも安い!
しかも、言葉もしっかり通じる特典付き。

じゃが、この300元割引チケットのお陰で、
ディオールの口紅が、関空より安価になって、ヒヨコ船長ご満悦~。

DFSでの買い物を済ませ、部屋に帰ると、
起き出して来た隠遁ライダー。

「今から、ヒヨコ船長の行きたがっておったお店に連れて行く」
と、言う。

ヒヨコ船長の行きたがっておったお店とは、
シェラトンホテルの地下に有る、
中国茶器専門店の「茗泉堂茶荘」。

ここは、日本で見たほとんどのガイドブックに載っておったお店で、
茶器の名店らしいじゃ。

嬉しいのぅ。
ヒヨコ船長、陶器、磁器の類が大好きじゃ~。

そこで嬉々と、
隠遁ライダーと、電車で、台大医院駅迄行き、
二二八公園や、總統府、
おまけに日本で活躍しておられる金美齢氏の出身高校等を見ながら、
目的地「茗泉堂茶荘」へ。

このお店の商品の図案は、全てオーナーのY氏による発案らしく、
それを契約しておる窯元で、絵付けしてもらった上で、焼いてもらっておるらしい。

商品は、そのほとんどが、作家物の手描きなので、
お値段の方も、まぁまぁ~。

茶器一式揃えれば、日本円にして100万円位かのぅ?

この価格って、高いのか、安いのかようわからんが(日本の抹茶椀なんかじゃと、結構、一つでもこの位の値段がするからのぅ)、
どれもこれも、中国茶器セット、
おままごとセットのようで愛らしかったぢょ。

ここで、ヒヨコ船長も、
日本におる母、ランさんに、
茶壺(急須)を一つ購入~(セットで買うお金は無し)。

エエお土産が出来たじゃ。

ヒヨコ船長が、茶壺をえらんでおる間、
隠遁ライダーは、オーナーのY氏と歓談。

Y氏は、中国茶のみならず、
煎茶や、抹茶にも造形が深く、
習っておられた事も有るそうで、
その違いや、中国茶の煎れ方なども教えてくれる。

ヒヨコ船長も、隠遁ライダーも、
裏千家茶道なら少々かじっておるので、
そう言った話は興味深く拝聴じゃ~。

購入後は、
ヒヨコ船長一家の好みの香りを聞いてくれ、
それに合ったお茶をセレクトし、
Y氏自ら、ご馳走して下さったじゃ。

ンマかったぢょ~。

ところで、普通、殿方は、
ご婦人の買い物に付き合うのが苦手な方が多いものじゃと思う。

そんな中で、隠遁ライダーは、
比較的、海外では、イヤな顔をせず付き合ってくれる方じゃと思う。

これは一つに、
ヒヨコ船長が行きたがる店が、
布袋人形の「河洛坊」と言い、
中国茶器の「茗泉堂茶荘」と言い、
専門店で、
プロフェッシヨナルのおられるお店じゃと言う事に関係しておると思うのじゃ。

日本におるだけでは、なかなか深く触れる機会に恵まれぬ他国文化。
ましてや、
そのプロフェッョナル達の、お話が聞けるチャンスというのはそうそう無い。
なかなかに興味深いものじゃよ~。

と、言うことで、
「隠遁ライダー、これからも、ヒヨコ船長のお買い物のお付き合い宜しゅうに~」
と、言っておこう♪

この後、タクシーでホテルまで帰り、
この日は、そのまま、ホテルの上階の上海料理&日本料理の店でディナー。

夜景のキレイな席に案内され、
なかなかに、コジャレたディナーとなったじゃ。
満足、満足~。
その上、満腹~♪
by hiyokosencho | 2006-08-21 23:59 | 旅行